ニームの石鹸

2014.06.30.17:38

ニーム:葉をつぶしてしぼり汁で体を洗うと湿疹に効く

こちらでは、時々緑色の…そう抹茶のような色をした水で子どもが水浴びさせられているのを見かけます。
暑さのあまり汗疹をはじめ、いろいろな湿疹が大人も子どもも夏中できてしまうこの地域。
湿疹対策の昔からの知恵がこのニーム。
汗疹だけでなく、じんましんやアトピー、虫刺されなどいろいろな湿疹に効きます。
田舎の方なら家々の軒先に1本は植わっているニーム。
私たちの家にはないので、私たちはニームの石鹸を買ってきて使っています。
日本へのお土産にしたら、アトピーの方に喜ばれました。
お店に行くと、いろいろな種類のニームの石鹸が売っているのでお土産として是非…♪

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駆け落ち

2014.06.29.11:47

ネパールの結婚は基本的に親が決めます。
そして、親同士を介した「求婚」という手段を取って決定されます。
(最近では、きちんと本人同士の相性も確認するようですが、一昔前は会ったこともない人と結婚ということも普通だったよう…)

……のはずなのだけど、おかしい、どう考えてもおかしい。
私の周りにはこの求婚という手段を取った人がほとんどいないのです。
みんな(親から)「逃げて」結婚したというのです。
つまり駆け落ち…。

先日も可愛がっていた近所の女の子が駆け落ち結婚。
まだ14歳か15歳くらいなのに。
そのしばらく前にはこれまた近所の女の子が14歳で駆け落ち。
まだ学生(日本で言う中学生)。
「駆け落ちなんてするものじゃない!ちゃんとある程度の年齢になって、学校も卒業して、物がわかるようになってから結婚すべきだ」という奥さんも実は駆け落ち結婚。
もはや、全員駆け落ちなのか?と突っ込みたくなります。

ちなみに、こちらの結婚適齢期は18~25と言われています。
25過ぎて結婚していない女性はほぼ皆無。
早い人は13歳14歳で結婚、15歳16歳で1人目出産。
30歳ではもう孫がいる。
なんだか人生展開が早いのであります。

虫の雨

2014.06.29.11:19

木々を彩るイルミネーションのような蛍。
たまに、家の中にもふわりふわりと舞ってきて、黄緑色の灯りがともる。

そう、我が家には網戸がありません。
蛍が入ってくるのはいいのですが…
2階にも関わらず、ありとあらゆる虫が入り放題。
私の部屋で遊び放題。
ピョーンピョン飛び跳ねています。
もはや、虫が雨のように降ってくるの。
かまきり、こおろぎ、かなぶん、羽あり、その他小さい虫各種。
蚊帳をして寝ていますが、小さい虫は蚊帳の穴の隙間からもぐりこんでくる…。
小さくても危険な奴らは多くて、かゆい!痛い!

パソコンの画面の電気や部屋の電灯に引き寄せられるので、昨日は雨の降りそうな天気だったこともあり満員御礼。
全ての電気を消すしかなく、ブログの更新もできませんでしたorz

ごちそう!ヤギ汁

2014.06.28.00:04

ネパール人がよく食べる肉は、ヤギ、鶏。
民族によっては完全菜食主義だったり、水牛も食べたり、豚も食べたり…。

バジャールから少し離れた住宅街(?)をうろうろしていたら、庭先でたき火。
おやおや、この超暑い季節にたき火…と思って、よく見るとヤギの頭を焼いているところでした。
家の奥ではヤギの本体を解体中です。
急に、脳裏にヤギ肉の風味がよみがえります。
ヤギ肉は非常に高価。
カトマンズよりは断然安く買うことのできるこの田舎町でも、おそらく1kg600ルピー(600円)はくだらない。
(鶏が1kg300ルピー弱、豚肉は240ルピー、水牛肉が約200ルピーであることを考えると、非常に高価。)
そのかわり、独特の上品な風味がたまらないのです。
圧力鍋でスパイスやにんにく、しょうが、たまねぎ、トマト、唐辛子と煮込めば、美味しい滋養強壮スープになります。
ああ、よだれが…

ということで、いったん通り過ぎたものの、もう1度ひきかえして、ヤギの頭の処理中の若い男の子に声をかけます。
どうやら、村のみんなでヤギをつぶそうということになったらしく、1kg500ルピーで購入できるとのこと。
このように、村人が集まって動物を1頭買い(もしくは自分の家の動物)して解体する場合、バジャールで買うより安く買えるのです。
私たちは半kg(500g)注文。
男の子がノートに私たちの名前とkg数をメモしてくれます。
準備ができるのにもう少し時間がかかるということで、しばし散歩して戻ってくることにします。
30分後、お腹を空かせながら戻ると、まだ準備中。
せっかくなので、お肉の切り分けを眺めることに。
どうやら屋根(ネパールの家の屋根の多くは平らで広場のようになっている)で切り分けている様子。
遠慮なく、おうちの屋上にお邪魔すると、切り分け作業の真っ最中。

1頭のヤギから20kg分の肉がとれたらしく、20個の山に肉を均等に切り分けています。(一山が1kgとなるよう)
肉(骨付きのぶつ切り)だけでなく、頭や内臓、足など、いろいろな部分がすべての山に入るよう均等に分けていきます。
最後にどれも1kgずつになるようにはかりで量って終了。
半kgの人用には、さらにその山のすべての部分を半分に切り分け調整。
これらの作業を丁寧に丁寧に行うので、私たちが眺めていただけでもざっと小一時間はかかりました。

さて、問題は買ったこの肉、透明のビニール袋に入れて渡されたこと。
この袋をぶら下げて自転車でバザールを通って我が家に向かったら…
町ゆく人たちに「あら、お肉!今日は食べに行かなきゃ!」「お、肉か!分けてくれ」等等…社交辞令なのか本気なのか声をかけられてしまったのです。
「ヤギ肉よ!」と自慢すべきか、それとも何とかこの肉を隠して持って帰るべきか、悩みながら家に着いたのでした。

もちろん夕食は豪華ヤギ肉の滋養強壮スープと白いご飯、そしてトマトのアチャール。
翌日の分もたっぷりあります。
めったに食べられない贅沢な味に舌鼓を打ち、幸せな気分で就寝。

幸せでした、翌朝台所に散乱するヤギの骨を見るまでは。
寝室の窓から侵入したのかなんなのか、たっぷりあったヤギスープを思う存分ネコちゃんが堪能してくれた模様。
ほんのちょびっと鍋に残ったスープの残骸を片づける悲しさは、もはや文章では表せません。
ああ、がっかり…

ネパールの病院事情:歯医者編

2014.06.26.03:12

知恵の歯…ネパールでは親知らずのことをこう呼ぶそうです。
なんだか素敵なネーミングですね。

虫歯などとは縁がなかった私なのですが、最近なんとなく親知らずがうずいている…気がします。
不安になってネパール人の友人に「歯って何本生えてる?」と聞いてみました。
「え~、わかんない!」という答えを期待していたのですが、なんとはっきりした答えが返ってきました。
「32本しかないよ」とのこと。
「32本しかない」って、いやいや、32本あれば十分でしょ、それ以上生える人いないよ~…と思わず心の中で突っ込んでいたら、さらに驚きの言葉が…。
「そのうち1本は自然に抜けたのよね~」
…。いやいや、自然に抜けるわけないでしょ!乳歯じゃないんだから…と再び心の中で突っ込む。
心の声が聞こえたのか友人は笑顔で言い放ちました。
「虫歯で自然に抜けたの」
…。いや、だからそれは、自然に抜けたとは言わないような…。
「あと2,3本虫歯があるんだけど、痛いから毎日のように痛み止め飲んでるわ」
え~~~!!それでいいの????
いいわけない!
私も一応助産師なので、看護師の資格も保健師の資格も持っているわけで…、一応アドバイスをしてみました。
「病院行った方がいいんじゃない?」
…我ながら、まったく普通のアドバイス。
わざわざ自分が看護師だったことを思い出してまで言うアドバイスではありません。
友人はあっけらかーんと「行ったわよ!でも行っても数日後にはまた痛くなるんだもの。2300ルピー(2300円くらい。物価と比較して日本人の感覚だと1万円~2万円くらい)出して治療したら、3か月くらいはもったけどね。結局、医者も塩で洗浄してくれて、痛み止めを出すだけなのよね~」
orz
出た…、ネパールの適当医療。
私の住むこの小さな町では、ちゃんとした医療は受けられません。
ひどい感染症の治療や手術にはみんなバスで3時間かけて大き目の都市に行くか、10時間以上かけてカトマンズへ行くか、国境をまたいでインドに行くかしています(もちろん手遅れになる人も数知れず…)。
(ちなみに、ひどい病気の時に、あのがたがたハイウェイをバスで移動したら、むしろそのせいで死ぬのではないだろうか…という疑いを私は抱いています)
「隣町のお医者さんはどうなの?」藁にもすがる思いで聞いてみました。
バスで1時間の隣町はこの町よりも少し大きな町なのです。
友人、にこにこ笑って「同じよ~、この間親戚が虫歯の治療に行ったんだけどね…」
最後まで話を聞く気にもなれませんでした。
そんなわけで、やっぱり親知らずの治療は日本でしたいと思います。



「時」の感覚

2014.06.25.19:27

「1時に会いましょう!」と約束したら、まあ、大体2時くらいかな~と思ってしまうくらいのんびりなこの国。
5分、10分の遅刻はもちろん遅れた内に入りません。
そもそも、交通機関が予定通り動かないので(というか、そもそも予定がない?)、同じ場所に行くのにも1時間で行けたかと思えば3時間かかったり…とまちまちなのです。

先日は「9時頃食事を食べに来てください」と友達に招待されたので、10時頃着くようにお邪魔したら、他の友人たちが到着したのは11時、食事が出たのは12時でした(笑)

今日は友人の友人にお会いしたのですが…。
「ご実家はどちらですか?」と聞くと、「カトマンズのすぐ近くです。カトマンズから3時間くらいですね」とおっしゃいます。
「え~、それって近いの?」と私の友人の日本人の反応です。
確かに、日本だったら3時間もかかる場所を「近い」とは言いませんよね。
その方は笑いながら、「3時間なんて近いものです。ネパールでは2日3日かかる道のりを遠いというんですよ」とおっしゃっていました。
確かに、バスで20時間だとか、そこからさらに歩いて丸1日かかるだとか、人々は平気で口にします。
交通の整備されていないこの国ならでは…
お江戸時代の参勤交代をちょっと連想してしまいました…

どうりで、歩いて1時間くらいの距離であれば、みんな歩くわけだ…。
ひたすら歩く国です。

ひまりファクトリーのある町

2014.06.25.01:06

ひまりファクトリーのできる町まで、ネパールの首都カトマンズからバスで10~12時間かかります。
ネパールは大きく分けて、ヒマラヤ山脈地帯、山の地域、そしてタライ平野(インドに近い平野)の3つの区域に分かれますが、タライ平野に位置するこの町は、非常に暑さの厳しい場所です。
4月~10月までは、あまりの暑さにファンを回してひたすら耐えます。
タライ平野は農耕地帯でもあり、雨期に入る6月下旬ころから人々は田植えやトウモロコシ畑の仕事にいそしみます。

小さなバザールがある小さな町なのですが、交通の要所に位置しているため、まさしく今、現在進行形で人が集まり、家を建て、少しずつ発展していっています。

交通の要所…つまり、ネパールの東西を結ぶ唯一の道路ハイウェイ沿いにこの町はあるのですが…
ハイウェイと聞いて、日本の高速道路を連想してはいけません。
国道を連想してもいけません。
ひいき目に見ても田舎の農道です。
ヤギ、水牛、牛たちが我が物顔でハイウェイを闊歩しています。
夕方になると道沿いに人々が座っておしゃべりに花を咲かせます。
このハイウェイこそが、ネパールの東西、そして首都を結ぶ唯一の道路なのです。
ひまりファクトリーのできるこの町には、舗装された道路はこのハイウェイとバザールの中のほんの一部しかありませんでした。
公立医院の前の道ですら、激しいでこぼこ道なのです…。
病院に着くまでにさらに具合が悪くなりそうな道です。
それが、現在、のんびりとではありますが(笑)、すこ~しずつ道路を舗装する計画が始まっているようです。
そのせいで、今は、ますます道路がひどいことになっていますが…。

町の中心部以外はポツンポツンと家があるだけで、あとはひたすら野原とジャングルです。

とにかく、発展し始めたばかりの町と言えるでしょう。
まだ卵の状態のひまりファクトリーととっても境遇の似ている町です。
この町の発展とひまりファクトリーの成長をのんびり見守ってください。

「ひまりファクトリー」という名前

2014.06.23.15:53

「ひまり」というのは世界最高峰エベレストを含むヒマラヤ山脈のヒマラヤを女性の名前にしたものです。
私がネパールに来たばかりのころ出会った方が、この名前を私のネパール名としてつけてくれました。
ヒマラヤ山脈の国で生きる女性たちのファクトリー…そんな思いでファクトリーの名前も同じ「ひまり」にしました。
生まれたばかりのファクトリー計画ですが、可愛がっていただけたら嬉しいです


物語の始まり

2014.06.23.15:48





ネパールのインド国境沿いの小さな小さな町。
チョウダリ族(またはタルー族)が多く住む、農村地帯。
夏の暑さは気温50度…
小さなバザールがある以外、人々は農業や縫製業で生計を立てるか、外国に出稼ぎに行くことで生計を立てています。
ひょんなことから、この町に引っ越してきた私。
この町に住んで1年半がたちました。
川から汲んできた水の入ったつぼ(約30kg)を頭の上にのせて軽々と歩く少女…
半日以上かけて森の中から薪をとってくる女達…
朝早くから頭の上にかごをのせ、取れたての野菜を売る母娘…
この町の女性はたくましい。
この町の女性たちと共に生きたい…そんな願いからこの町でファクトリーを作るという計画がスタートしました。

なぜ、ファクトリー?
この町の多くの若者、夫、妻たちが外国に出稼ぎに行きます。
でも、外国に出稼ぎに行ってしまったら、家族と離ればなれ。
大金はたいて外国に行っても、過酷な労働環境のせいで病気になったり、ひどいことをされたり、だまされたり…
その結果、家族ばらばらになってしまうこともあるのです。
でも、こちらの女性はとても器用で辛抱強い。
私だったらすぐにギブアップしてしまう仕事をずうっと続けています。
その女性たちが自分の能力を活かす場所があったら…
そんな思いでファクトリーを作ろうと決意しました。
何事も時間と手間のかかるこの国なので、政府の許可をとるだけで数か月かかってしまいました。
ようやく、始まったこのひまりファクトリー物語、温かく見守っていただけたら嬉しいです。

ブログ開設のご挨拶

2014.06.23.15:27

はじめまして。
・・ひまり・・と申します。
ネパールのインド国境沿いの小さな町に住んでいます。
最近では日本のテレビ番組でも取り上げられることが多くなり、ちょっと身近な国になったネパール。
ネパールに住んで2年半ですが、日本でもネパール製品がたくさん手に入るようになったな~と驚いています。
ネパールが有名になるのはちょっと嬉しいです。
ネパールの首都カトマンズや、ヒマラヤの見えるリゾートとして有名なポカラ、野生動物に出会えるチトワンなどには、旅行で訪れたことのある方もいらっしゃるのでは?
でも、本当のネパールはもっともっとディープなんです。
朝早く、1杯のチヤ(ミルクティー)を飲んだ後、女性たちは薪を拾い集めに森に行きます。
薪でご飯を炊き、豆のスープやカレー味の野菜で食事。
川や井戸で洗濯、行水。
祭りの際には、村々で自分たちで育てたヤギや鶏、豚、水牛などをごちそうにし、季節ごとの実りを楽しむ…
そんな自然と共に生きる人々の暮らし。
自分の目で見て、感じたネパールの暮らしをこのブログではお伝えしていけたらな~と思います。

また、実際に旅行でお見えになる方は、短期間でネパールを充分に味わいたいと思います。
旅行お役立ち情報ものせていきます。
ご質問も受け付けています。コメント欄からどうぞ~

そして、ネパールの女性と共に生きるために考えていること…そんなお話も読んでいただけたら嬉しいです。
どうぞお付き合い、よろしくお願いします!


プロフィール
ひまりです。 ネパール、インドに近いタライ平野に住んでいます。 本業は助産師。 雑貨工房設立という新しい分野に挑戦中です。
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